スケジュールやタスクを整理し取り組みやすくするための5冊

https://japan.cnet.com/article/35186605/

in Cnet Japan on 2022-04-29

毎年のことではあるが、5月ともなると、新しい職場や仕事に少し慣れてくる頃だ。とは言え、ごちゃごちゃしてきたスケジュールやタスクを、もう少し整理して取り組みやすくしたいと思ったり、なんとかもう少し効率的に仕事ができないものかと悩んだりする時期でもある。今回は、そうした悩みを一つでも解決するのに役立つ本を5冊紹介する。

  1. 好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術:まず、ごちゃごちゃしてきたスケジュールやタスクを整理するには、紙に書き出してみるのが一番だ。その際、何かフォーマットやルールがあると、整理しやすい。バレットジャーナルは、最適な方法の一つだ。本書には、可愛い装飾の仕方も掲載されてはいるが、手帳を続けていくためのアドバイスもまとめられており、気負わず、簡単なところから始めてみようかな、という気になれる。
  2. Notionで実現する新クリエイティブ仕事術 万能メモツールによる最高のインプット&アウトプット:手書きよりもタイピングの方が慣れてるし、書いたものを後から並べ替えたり、検索したりしたいという場合は、無料で利用開始できる「Notion」を使ってみるのがいいかもしれない。本書では、Notionの使い方そのもののほか、Notionに集める情報とその活用法にまで踏み込んで言及されているため、仕事に関する情報の整理法を模索している人にも最適な1冊だ。
  3. 世界一やさしいPower Automate for desktop入門:Power Automate for desktopは、デスクトップ上で行う操作を自動化するのに使えるソフトウェアだ。適切な作業を、適切な手順で自動化するために、Power Automate for desktopで使用できるアクションや設定方法を、丁寧に解説している本書は、初心者には非常に分かりやすい。
  4. 自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる『本の読み方』:ただひたすらに、本を読むことにはどんな魅力があるのかについて、さまざまな角度から語られている、読書愛にあふれる1冊だ。ただ、固定観念から、間違った姿勢で本に向き合ってしまわないように、「自分の頭で考えること」を大事にしながら読むことをお勧めしている。巻末には、本書で取り上げられている本が64冊も紹介されているので、未知の面白い本に出会う入り口としても利用できる。
  5. あてはめるだけで“すぐ”伝わる 説明組み立て図鑑:本書は「説明組み立て図鑑」というタイトルから分かるように、あらゆるシチュエーション別に、参考になる説明のパターンを網羅して紹介している。「基本の3つの型」を元に、仕事で遭遇するだろう様々な立場や状況に対応しているので、自分の状況に当てはめやすい。対応できる状況を徐々に増やしていくのに役立つだろう。

2022年 WEBデザイントレンド5選

in Live Commerce on 2022-04-20

2021年のWEBデザインでは、パララックスアニメーションや動画コンテンツ、スクロールコンテンツなどが注目された。 今回は、2022年にトレンドとなるであろうWEBデザインテクニックを紹介する。 また、最後に2022年の流行色もあわせて紹介する。

  1. クレイモーフィズム:大きく角をとり、クレイ(粘土)のようなマットな質感マウスポインターにシャドウを加えるテクニック。CSSで作成できるのが大きなメリット。
  2. 円形マウスポインター:カーソルを円形マウスポインターで表現するテクニックは以前からあるが、最近ではUIデザイントレンドとして活用。コンテンツにホバーした際に円形の大きさや色を変化させることで、コンテンツに興味を持たせたり、これがメッセージとして重要なんですなど意図して伝えることができる。
  3. グラスモーフィズム:WEBデザインでは、背景をすりガラスのようなぼかしを加え、半透明にすることでテキストなどの視認性が高める効果がある。デザインイメージとして涼しげで奥行き感あるスタイリッシュな印象。
  4. カラフルなビビットカラー:ビビットカラーは明るく、活気があり、若々しいイメージを与える配色。世の中が少しでも明るく、元気になるようにビビットカラーの利用は増加する。
  5. WEBユーザービリティは最重要:質が高いWEBデザインとは、見た目の綺麗さはもちろんだが、ユーザーにとって「使いやすい、わかりやすい、安全性の高さ」という機能性が最も重要視されるべき。

最後に今年のトレンドカラーは?

2022年のトレンドカラーがパントン社から発表された。 パントン社が選んだ色は、ベリーペリ(Very Peri)「最も幸せで暖かなブルー」であった。
「ベリーペリ」は、コロナ禍という時代において、「思い切った創造性や、想像力に富んだ表現を後押しするような、活発で喜びあふれる態度とダイナミックな存在感」を示すカラーである。
ファッション系や化粧品、理容関連の業態にはお勧めのカラー。

  • PANTONE:17-3938
  • HEX:#6667ab
  • RGB値:R=102, G=103, B=171
  • CMYK値:C=40, M=40, Y=0, K=33
  • LAB:45.75, 12.21, -36.75

Twenty Twenty-Twoのグローバルスタイルバリエーションに注目

“A Look at Twenty Twenty-Two’s Upcoming Global Style Variations” in WPTAVERN on 2022-04-25(拙訳ゴメン)

  • グローバルなスタイルバリエーションの機能により、テーマデザイナーは複数のデザインプリセットをバンドルできる。そして、エンドユーザーは、アクティブなテーマを変更することなく、それらを循環させて、好みの外観を選択できる。
  • 1月、この機能はGutenbergプラグインにマージされ、WordPress 6.0のリリースでは、この機能があと数週間で主要な機能となる。
  • グローバルスタイルのバリエーションは、テーマ作者に、複数のバリエーションを個別の子テーマとして出荷することなく、簡単にバンドルする方法を提供する。ユーザーはカスタム *.json ファイルをテーマの /styles フォルダに置くだけでよい。これらは、サイトエディタ内のグローバルスタイルパネルに表示され、ユーザが利用できる。
  • Twenty Twenty-Twoは、これらのスタイルバリエーションを同梱した最初のデフォルトテーマとなる。当初は6つのスタイルをバンドルする予定だったが、最近4つ(デフォルトを含む)に絞り込まれた。
  • Twenty Twenty-Twoはグローバルなスタイルバリエーションを実装する最初のデフォルトテーマとなるが、他のテーマ作者はすでにユーザーにいくつかの選択肢を提供している。Alaraには7つのスタイルが追加され、Frostにはダークモードバリエーションがある。
  • ユーザーはすでにWordPress 6.0ベータ版と一緒に、またはWordPress 5.9とGutenbergプラグインをインストールした状態で、これらをテストできる。
  • バリエーションは、主にエンドユーザーがプリセットのデザインを素早く選択する方法として使われている。今後数カ月、数年のうちに、この機能がより広い範囲で活用されるだろう。いずれはサイト訪問者の設定と連動して、好みのスキームをバリエーション豊かに表示できるようになる。
  • もうひとつの可能性は、サイトオーナーによっては、季節やイベントに応じたデザインの微調整を、簡単に切り替えられるようにしたいと考えるかもしれない。
  • 独自のスタイルバリエーションをバンドルし始めたいテーマの作者は、Carolina Nymarkのチュートリアルを読むとよい。最新のガイドのひとつで、始めるのに必要なことはすべて網羅されている。

2022年に流行するWebデザインの最新トレンド10個まとめ

in Web Design Trends

2021年のミニマリズムを中心としたトレンドが注目されていましたが、2022年は鮮やかで、奇抜で、記憶に強く残るようなデザインを中心としたトレンドが注目されています。

  1. 3Dイラスト:特に2Dのフラットなイラストを3Dに変化させたような、2Dと3Dを組み合わせたスタイルは要チェック。リアルで魅力的な楽しいイラストに、柔らかなキャンディーカラーと組み合わせたようなスタイルは、特にアプリのデザインなどでトップトレンドになる。3Dイラストのトレンドの中に3つのサブトレンド:
    1. 3Dのキャラクターのイラストを使ったデザイン:3D回転などを加えるなどすることで、より面白く、親しみやすく、生き生きした存在となる。クレイアニメのような雰囲気を生み出す。
    2. 2Dのイラストを三次元的に配置することによって3Dの世界観を作り出すスタイル:特にパララックスとの組み合わせが効果的で、ユーザーのマウス操作などを通して3Dの世界を感じ、楽しんでもらえる。
    3. 人物を3Dのイラストにしたもの
  2. CGを取り入れたデザイン:CGをデザインに取り入れ、訪れたユーザーをWebサイトの世界に引き込むようなインタラクティブなデザインが特徴。CGのクオリティが高ければ高いほど、ブランドに対するイメージも向上し、プロフェッショナルで信頼、信用できるという印象を与える。短いアニメーションや少し抽象的なイメージを利用することで、膨大な作業を行わなくてもしっかりと完成度の高いデザインを作り上げられる。
  3. レトロフューチャースタイル:1980年代を感じさせるレトロフューチャースタイルは、ネオンカラーやグリッドのデザインから簡単に見分けられる。美しい夜の街のようなイメージは、ノスタルジックな雰囲気をもたらしてくれる。
  4. パララックス:不必要にパララックスを取り入れてデザインを壊してしまったり、ページを重くしすぎてしまうようなことは避け、慎重に使うように。新しいパララックスの体験は、「Less is More(少ない方が豊かである)」がキーワード。
  5. 2Dの漫画風イラスト
    1. 2Dの漫画風のキャラクターやイラストにシンプルなアニメーションを加えることで、シンプルなWebサイトを魅力的に見せるというアプローチ:ローディング画面やヒーローセクション、あるいはページ内の各セクションのアニメーションにちょっとした2Dの漫画風イラストを加える。
    2. 画面内の要素すべてを漫画風イラスト調にデザインする方法:特定のキャラクターのイラストなどは不要。ボタン、メニューなどページ内の要素1つ1つを漫画風のスタイルでデザインする。
    3. 2Dのイラストを三次元的に配置する方法:3Dイラストのトレンドと重なる部分。
  6. リアルなオブジェクト:商品パッケージなどのリアルなオブジェクトをデザインの要素として取り入れ、アニメーションやパララックスと組み合わせて表示。商品パッケージをデザインの中心に位置づけることで、Webサイトの体験の一部として取り入れられる。
  7. ブルータリズム:どちらかというと他のトレンドに反抗するような「アンチトレンド」とも呼べる存在。確立された既存のWebデザインの手法を破壊し、思いっきり大胆にしたり、あえて醜いデザインを取り入れたりする。元々ブルータリズムという名称は、生コンクリートを意味するフランス語の「Beton brut」に由来し、第二次世界大戦後のヨーロッパとソ連で見られたブルータリズム建築様式を特徴づけるもの。このブルータリズムをWebデザインに当てはめることは、デザインから様々な要素を剥ぎ取り、最も基本的な姿にすることで、あらゆる既存のトレンドに対するアンチトレンドとしての姿勢をより明確にすることを意味する。
    ブルータリズムのWebデザインは、はっきりとした配色、インタラクション、大きくてウェイトの重いフォント、階層付けの欠如、そしてWebデザインの基本的なベストプラクティスを無視したようなスタイルが使用される。だから、ルールが無く、センスも無く、90年代のWebサイトのような懐かしさを感じられる。
  8. ハイテクなSF風デザイン:テック系企業やエンジニアに限らず、ファッションサイトやポートフォリオサイト、広告代理店などにおいても有効に取り入れられる。退屈でよく見かけるようなデザインに、このSF風デザインのトレンドを取り入れ、未来的なデザインと洗練されたインタラクションを組み合わせることで、Webサイトの存在感を際立たせられる。さらに、このトレンドはCGを使ったデザインや3Dのイラスト、レトロフューチャースタイルの光るグリッドやネオンカラーとの相性が抜群で、他のトレンドと組み合わせて作り上げられる。
  9. グリッチエフェクト:グリッチやサイケデリックなエフェクトも、2022年のWebデザインの様々な場面で登場することが予想される。(グリッチとは故障のことで、ゲームや動画などのバグが起こった際の画面の乱れのことを指す。)グリッチエフェクトは他の2022年のWebデザインのトレンドとの相性が良く、それらと組み合わせることでより優れた体験を生み出せる。
  10. サイケデリックカラー:鮮やかな配色、パターン、アニメーションはWebサイトの体験をサイケデリックな世界に変えられる。要素を歪めたり、溶かしたりすることによってユーザーにより強力な印象を与える。特定のターゲットに対してその魅力を発揮できる。

2022年のWebデザインのトレンドは、それぞれを組み合わせることでその魅力がより強力になるなど、それぞれが密接に関連付けられています。

WordPressサイトがハッキングされている12の兆候とその修正方法(英文)

https://www.wpbeginner.com/beginners-guide/signs-that-your-wordpress-site-is-hacked/

“12 Signs Your WordPress Site Is Hacked (And How to Fix It)” in wpbeginner on 2022-04-29(拙訳ゴメン:実際には14の兆候を掲載

WordPressサイトがハッキングされている最も一般的な兆候と、それをクリーンアップするためにできることを紹介

  1. ウェブサイトのトラフィックが急激に減少する:トラフィックの急激な減少は、さまざまな要因によって引き起こされる。例えば、ウェブサイト上のマルウェアが、ログインしていない訪問者をスパムサイトにリダイレクトしている場合や、Googleのセーフブラウジングツールが、あなたのウェブサイトに関する警告をユーザーに表示している場合がありうる。対策:Googleのセーフブラウジングツールを使用して、あなたのウェブサイトをチェックし、あなたの安全性のレポートを参照する。
  2. ウェブサイトに不正なリンク追加される:ハッカーは、あなたのWordPressサイトにバックドアを作成し、WordPressのファイルやデータベースを変更するためにアクセスできるようにする。これらのハッキングの一部では、スパムサイトへのリンクを追加する(通常はフッター)。対策:リンクを削除しても解決しない。バックドアを修正する方法については、別記事 “How to Find a Backdoor in a Hacked WordPress Site and Fix It” を参照のこと。
  3. ホームページが改ざんされる:ウェブサイトのトップページにはっきりと表示されるため、おそらく最も明白なもの。ほとんどのハッキングは、できるだけ長く気付かれないようにするため、サイトのホームページを改ざんしないが、一部のハッカーは、ハッキングされたことを公表するために、あなたのWebサイトを改ざんする。このようなハッカーは通常、あなたのホームページを自分たちのメッセージに置き換える。中には、サイトの所有者から金銭を強要する者もいる。
  4. WordPressにログインできなくなる:ハッカーが WordPress から管理者アカウントを削除した可能性がある。アカウントが存在しないため、ログインページでパスワードをリセットできない。対策:管理者アカウントを追加するには、phpMyAdminFTPを使用する方法(リンク先記事は英文)もあるが、ハッカーがどのようにウェブサイトに侵入したのかが判明するまで、そのサイトは安全でないことに注意。
  5. WordPressに不審なユーザアカウントがある:あなたのサイトがユーザー登録を許可していて、スパム登録防止策を使っていないなら、スパムユーザーアカウントは、単に削除すればいいだけの普通のスパム。ユーザー登録を許可した覚えがないのに、WordPressで新しいユーザーアカウントが表示される場合は、サイトがハッキングされている可能性がある。通常、不審なアカウントは管理者ユーザーロールを持っており、場合によってはWordPressの管理エリアから削除することができないかも。
  6. サーバー上に不明なファイルとスクリプトがあるSucuriのようなサイトスキャナープラグインを使用している場合、サーバー上に未知のファイルやスクリプトを見つけると警告が表示される。ファイルを見つけるには、FTP クライアントを使用して WordPress サイトに接続する。悪意のあるファイルやスクリプトを見つける最も一般的な場所は、/wp-content/ フォルダ。通常、これらのファイルは、目立たないようにWordPressのファイルと似たような名前が付けられている。対策:自分で認識するには、ファイルとディレクトリの構造を監査する必要があるが、これらのファイルを削除しても、再び復活する可能性がある。
  7. ウェブサイトはしばしば遅い、または反応しなくなる:インターネット上のすべてのウェブサイトは、ランダムなサービス拒否攻撃(DDoS攻撃)のターゲットになる可能性がある。これらの攻撃は、単にサーバーに大量のリクエストを送信している場合もあれば、積極的にあなたのウェブサイトに侵入しようとしている場合もある。このような行為は、あなたのウェブサイトの速度を低下させ、応答性を低下させ、利用不能にする。対策:サーバーのログをチェックして、リクエストが多すぎるIPを確認し、ブロックする。ただし、数が多すぎる場合やハッカーがIPアドレスを変更する場合は、問題を解決できない。また、WordPress サイトが遅いだけで、ハッキングされていない可能性もあり、その場合は “The Ultimate Guide to Boost WordPress Speed & Performance” を参照のこと。
  8. サーバーログに異常な動きが記録される:サーバーログは、Webサーバーに保存されるプレーンテキストファイル。これらのファイルは、サーバー上で発生したすべてのエラーと同様に、すべてのインターネットトラフィックの記録を保持する。サーバーログは、WordPressサイトが攻撃を受けているときに何が起こっているかを理解するのに役立つ。また、ウェブサイトにアクセスするために使用されたすべてのIPアドレスが含まれているので、疑わしいIPアドレスをブロックできる(”How to Block IP Addresses in WordPress” 参照のこと)。WordPressのダッシュボードには表示されない、ウェブサイトがクラッシュしたり反応しなくなったりする原因となっているサーバーエラーも表示される。
  9. WordPressからのメール送受信が失敗する:ハッキングされたサーバーは、一般的にスパムの送信に使用される。多くのWordPressサイトオーナーは、WordPressのメールを送信するためにホストのメールサーバーを使用する。WordPress の電子メールを送信または受信できない場合、メールサーバーがスパムメールを送信するためにハッキングされている可能性がある。
  10. 不審なスケジュールタスクがある:ハッカーはcronジョブを悪用して、あなたのサーバー上で知らないうちにスケジュール・タスクを実行できる。cronジョブの詳細については、”How to View and Control WordPress Cron Jobs” を参照のこと。
  11. 検索結果が乗っ取られる:あなたのウェブサイトが検索エンジン上で誤ったタイトルやメタディスクリプションを表示している場合は、そのサイトがハッキングされているサイン。WordPress サイトを見るとまだ正しいタイトルと説明が表示されているが、ハッカーはバックドアを使って悪意のあるコードを注入し、検索エンジンにだけ見えるようにサイトのデータを変更している。
  12. ウェブサイト上のポップアップやポップアンダー広告について:この種のスパムポップアップ・ハッカーは、あなたのウェブサイトのトラフィックをハイジャックし、独自のスパム広告を表示することによってお金を稼ごうとしている。これらのポップアップは、ログインしている訪問者やウェブサイトに直接アクセスしている訪問者には表示されず、検索エンジンから訪問したユーザーにのみ表示される。ポップアンダー広告は新しいウィンドウで開き、ユーザーには気づかれないままとなる。
  13. WordPressのコアファイルが変更される:WordPress のコアファイルが変更されている場合は、WordPress サイトがハッキングされていることを示す重要なサイン。ハッカーは、単に WordPress のコアファイルを変更しその中に独自のコードを配置したり、WordPress のコアファイルに似た名前のファイルを作成したりする。これらのファイルを追跡する最も簡単な方法は、WordPress のコアファイルの状態を監視する WordPress セキュリティ プラグイン(cf. “6 Best WordPress Security Plugins to Protect Your Site (Compared)“)をインストールすること。また、WordPressのフォルダを手動でチェックし、疑わしいファイルやスクリプトを探すこともできる。
  14. 心当たりのないサイトにユーザーがランダムにリダイレクトされる:あなたのウェブサイトが、訪問者を見知らぬウェブサイトにリダイレクトしている場合(スパムリダイレクト)、それはそのウェブサイトがハッキングされている可能性を示す重要なサイン。このハッキングは、ログインしているユーザーをリダイレクトしないため、気づかれないことがよくある。また、ブラウザにアドレスを入力して直接ウェブサイトにアクセスする訪問者をリダイレクトしないこともある。この種のハッキングは、多くの場合、ウェブサイトにインストールされたバックドアやマルウェアによって引き起こされる。

ハッキングされたWordPressサイトのセキュリティ確保と修復

ハッキングされた WordPress サイトを修復するのは、非常に困難で苦労が多いので、Sucuriのような専門家にサイトのクリーンアップを依頼することをお勧めする。自力でやりたいなら、”Beginner’s Guide to Fixing Your Hacked WordPress Site” を参照のこと。

WordPress ウェブサイトを将来の攻撃から安全に保つために

ウェブサイトがきれいになったら、ハッカーがあなたのウェブサイトにアクセスするのを非常に困難にすることで、ウェブサイトを安全にできる。WordPressウェブサイトの安全性を確保するには、ウェブサイトの周囲に保護レイヤーを追加することが必要。例えば:

  • 2段階認証で強力なパスワードを使用し、WordPressの管理画面を不正なログインから保護する。
  • WordPressの重要なファイルへのアクセスをブロックして保護する。
  • WordPressのファイルやフォルダのパーミッションを正しく設定する。

詳細については、”The Ultimate WordPress Security Guide – Step by Step (2022)” を参照のこと。