SEOに最適なキーワード調査ツール16選

https://www.seojapan.com/blog/best-keyword-research-tools-478604

SEOツールと呼ばれるツールは数多くあり、そのすべてを把握することは非常に難しいでしょう。機能も様々あり、用途に合ったツールを選択したいものです。SEOツールを使用するシーンは複数考えられますが、キーワード調査にツールを使用すると、効率よく進められるはずです。今回は、「キーワード調査」に用途を絞ったSEOツールを解説するSearch Engine Journalの記事を紹介します。

SEO Japan

SEOコンサルタントが必死で止める、間違ったSEO施策

in SEO Japan on 2022-04-22

  • noindexの誤使用
    • カテゴリーページにnoindexを設定:Googleはカテゴリページをインデックスさせることを推奨。カテゴリページは関連性のある記事を束ねているページ。Googleからの評価は高い。「All In One SEO Pack」でもnoindexを設定しないように注意。
    • noindexで正規化を行う:正規化とは、重複コンテンツがある場合に正規ページを指定することで、Googleからの評価を1つに統一すること。noindexを使うと、非正規ページから正規ページへ評価が引き継げなくなる。
    • テスト環境にnoindexを使用する:ローンチの際にnoindexを外し忘れ、そのまま本番環境へ反映させてしまったときにミスが起きる。
  • 被リンクが張られているページを無効化させてしまう:Googleはランキングシグナルのトップ3に「被リンク」が入っていることを明言。
    • 被リンクが張られているページにnoindexを設定:そのページに張られている被リンクの効果を無効化されてしまう。よくあるケースは、イベント終了後にイベントページを検索結果に出ないようにするためにnoindexを設定してしまう「終了したイベントページ」。対応策としてはイベント一覧ページに301リダイレクトを行う。
    • 被リンクが張られているページを削除(404ページ):404エラー(削除されたページ)の場合、しばらくするとnoindexを設定したのと同じ状態、つまりインデックスから削除され、被リンクが張られていても、その効果を失う。対応策としては、移行先のページが存在するのであれば そのページに「301リダイレクト」を行う。もしなければ、下記のように「上位階層のページへ301リダイレクト」を行う。
  • 削除ツールの誤使用:「一時的にGoogleの検索結果から、指定したページを表示させなくさせる」、Search Consoleの「削除ツール」は、機密情報を誤って検索結果に出してしまった場合に早急に検索結果から削除したい場合などを想定。
    • 削除ツールで正規化を行う:あくまでGoogle検索結果から一時的(6か月間)に表示させなくするものであって、インデックスを削除するものではなく、約6か月後には検索結果に表示されるようになる。また、URL のすべてのバージョン(http と https、www ありと www なし)が削除されてしまう可能性がある。仮にこのような事態になった場合は、「リクエストキャンセル」を行うことで元に戻せる(手順は元記事にある)。
  • robots.txtでリソースをブロック:CSSやJavaScriptまでもブロックしてしまうと、それらが読み込まれないページでの評価をGoogleがしてしまい、本来の順位より低くなる可能性。
  • 「サブディレクトリ」から「サブドメイン」への移行:1つサイトとして認識されていたサブディレクトリをサブドメインへ移行することで別々のサイトとして認識されてしまうことがある。

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Google検索で「上手にググる」ための5つのポイントをソフトウェア工学の専門家が解説

https://gigazine.net/news/20220329-fact-wrong-google-search-tips/

in Gigazine on 2022-03-29

Google検索は、その利便性や精度の高さから検索市場で圧倒的なシェアを占めている一方で、近年はSEO対策に特化した低質なサイトが検索結果の上位に出てしまう問題から「Google検索は死んでいる」と指摘されるなど、検索のやり方や検索ワード選びにも知識とリテラシーが要求されるサービスとなりつつあります。そんなGoogle検索がかかえる問題点や、Google検索を使う上でおさえておくべきポイントについて専門家がまとめました。

  1. 検索ワード選びに注意すること:Google検索の結果は検索ワードとの関連性が最も高いウェブページを表示する。検索をする際は常に検索ワードが検索結果にどんな影響を与えるかを考慮する必要。
  2. シンプルな検索ワードから徐々に検索結果を絞っていくこと:複数の検索ワードを使った検索をする場合は、最初に知りたいことを最も端的に表した単語で簡潔に検索をしてから、徐々に言葉を増やして検索結果を絞っていく方がいい。
  3. 検索結果のURLにも注目すること:質の高いコンテンツは、検証済みか、または検証が可能な情報源から得られる。そのため、検索結果のページタイトルだけでなくURLにも注目し、例えば政府機関の公式ウェブサイトかどうかなど、発信者が信頼できるかどうかをチェックする必要。
  4. 検索結果がパーソナライズされていることを知っておくこと:Google検索では過去の検索履歴や自分の現在地、YouTubeの視聴履歴などから推測された興味などによって検索結果が変わる。そのため、例えばブラウザのシークレットモードを使うなどして、検索結果が余計な要素の影響を受けないようにした方がいい場合もある。
  5. 他の選択肢もあることを覚えておくこと:Bing・Yahoo・Baidu・DuckDuckGo・Ecosiaなど他の検索エンジンを使うことも可能。複数の検索エンジンで同じ事柄を調べてみて、その結果を比較してみるのもいい。
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「SEO×メールマーケティング」のフライホイール効果を生む5つのポイント

:Web担当者Forum on 2022-02-14

目標の設定

  • まずはひたすら訪問者を増やす。ウェブサイトの訪問者が増えると、たいていリンクやシェアなども増える。リンクとシェアは、SEOにおいてグーグルに対するプラスのシグナルになり得る。
  • メールをうまく活用することでコンテンツにたどり着く人を増やせれば、検索順位の上昇と、グーグルの検索結果を通じて自然に生まれるトラフィックの増加につながる。
  • メールマーケティングのリストも拡充して強力なものにしていく。特にユーザーのセグメント化を実施すると効果的。
  • 最終的に目指したいのは、コンバージョンと売り上げの増加。

SEOとメールで目標達成するための5つのポイント

1. 登録のインセンティブ策

  • 最初にやりたいのは、ウェブサイトのコンテンツからメールマーケティングのリスト登録者を増やすこと。
  • 直接のトラフィック、ソーシャルメディアからのトラフィック、参照トラフィック、いずれの訪問者にもターゲティングして、メールマーケティングリスト登録のインセンティブ策を実施すべき。
  • リスト登録と引き換えにボーナスや限定コンテンツを提供して、登録のインセンティブとするコンテンツパワーアップが有効。提供するのはウェブサイトでは手に入らないものにする。例としては、ツール、追加コンテンツ、ダウンロード、無料ボーナス、クーポンなど。

2. セグメント化

  • メールマーケティングの登録者リストは興味関心でセグメント化する。
  • サイトで扱うトピックがかなり絞られているのでない限り、リストの登録者はトピックごとにセグメントすべき。1つの膨大なメールリストにすべての登録者を放り込んではいけない。
  • ニッチな関心に基づきユーザーをセグメント化する。
  • セグメント化のやり方は以下の2通り:
    • セルフセグメンテーション:登録者が自ら関心事にチェックを入れて申告してもらうもの
    • オートセグメンテーション:閲覧したコンテンツの種類に基づいて自動的にセグメントを判断するもの。コンテンツページからメルマガ登録してもらうときに、そのページのカテゴリ情報も一緒に登録しておくだけ。
  • 登録したらどういった内容が届くのかは、必ずはっきりさせる。

3. コンテンツのプロモーション

  • 特によくできたコンテンツを取り上げるべき。すべてのコンテンツを宣伝しようとしない。
  • 訪問者はもうウェブサイトに来ているし、グーグルで検索しているが、サイトのベストコンテンツが何なのかを知っているとは限らないので、それを届けたい。その際に大切なのは、セグメントを使ったパーソナライズ。
  • プロモーションを新しいコンテンツに限定する必要はない。古いコンテンツを選りすぐって宣伝してもいい。古いコンテンツでも本当にベストなものなら、多くの場合、新しいコンテンツ以上の成果が上がる。
  • パーソナライズとセグメント化を実施したうえでベストなコンテンツを届けることで、プロモーションと集客を促進できる。うまく行けば、リンクやシェアなどにもつながり、フライホイールを回し続けられる。

4. シェアのインセンティブ策

  • おすすめは、シェアをしてくれる人たちのセグメント化。業界の人やインフルエンサーのリストを作成して、影響力でもセグメント化を実施すべき。シェアしてくれる人たちに対して特別に、一般公開前のコンテンツを限定で提供する。
  • シェアしてくれる人のセグメントへのメールのポイントは、限定にしたことと、まだ全員に公開していないこと。インフルエンサー側からみると、シェアすべきものが手に入り、特別扱いされていると感じ、オーディエンスにシェアしようという気持ちになる。
  • 最高のシェアをしてくれる人のセグメント化は、多くの場面で有効だ。シェアをインセンティブで促進できるし、うまく行けばSEOにもつながる。

5. キーワード調査

  • Keyword Explorerというキーワードの提案に関するツールがある。
  • キーワード調査はメールにも使える。特に重要なのがメールの件名。オーディエンスの関心がセグメント化によってわかっていると、どんなキーワードでコンテンツにたどり着いているのかを把握できる。そのキーワードをメールの件名に使うことで、メールの開封率が上がる。
  • ウェブサイトを見つけるのに使われたキーワードは、メルマガの登録を促す最高のキーワードにもなる。

おまけ. 効果のあったメールはウェブコンテンツにする

  • 次の2つを達成したメールは、ウェブサイトのコンテンツに転用していい:
    • 大量のエンゲージメント
    • 極めて高い開封率
  • HTMLのアーカイブにして検索ができるようにするのもいい。
  • 質がそこまで高くなければやらないほうがいいかも。

BERTはどのようにしてGoogle検索の言語理解を手助けしているのか?

BERT が、Google 検索の言語理解をどのようにして手助けしているのかを簡潔に解説する短編動画を、今度は YouTube で Google は公開しました。

  • 検索で利用している 4 つの主要な AI の 1 つが BERT。
  • BERT が真価を発揮するのは、今までであれば検索対象からは除外してしまうであろう単語を、状況によってはきちんと考慮に入れる点。
  • 単語の意味を単に理解するのではなく、単語が特定の順番に組み合わさって句や文を構成したときにどんな意味を持つかを AI は理解する。一見すると些細な単語でも、文脈上、重要な場合には無視しない。
  • いわゆる自然言語を使ったクエリでの検索に対する検索結果を BERT は飛躍的に改善する。
  • ユーザーにわかりやすいコンテンツを作れば、それはすなわち Google にとってもわかりやすいコンテンツになる。よくあるような “SEO に強いライティング” などを気にしなくてよくなる。
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