in Yahoo!ニュース on 2022-05-05
5月4日、Twitterが限られたユーザーに向けてツイートできる新機能「Twitterサークル」を発表しました。実際に試してみたところ、使い方には注意を要する点がいくつかありました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikenta/20220505-00294621
- 一部のユーザーに先行して提供開始。
- サークル機能が有効になった場合は、ツイートするときに機能の紹介が表示され、そこでサークルを作成可。
- サークルを作ると、ツイートする際に「全員」か「サークル」か、対象を選べるようになる。サークル向けに投稿したツイートはメンバーのみが閲覧可能で、サークル向けと分かるような補足説明が付く。
- サークルには150人までのユーザーを追加可。
- 1人のユーザーが作れるサークルは1つだけ。
- 自分のことをフォローしていない人をサークルに加えても相手のタイムラインにツイートは表示されないので、ほぼ無意味。
- アカウントを鍵付きにするのと異なり、アカウント自体は公開のまま、一部のフォロワー向けにツイートを投稿できる。
- プライベートな連絡をしたいのであればダイレクトメッセージ機能か、LINEなど外部サービスのほうが向いている。サークル向けのツイートはタイムラインに表示されるだけなので、読むかどうかはメンバー次第。
- サークル機能に正式対応しているのはTwitterの公式iOS/AndroidアプリやWebアプリだけ。
- サークル向けツイートに「返信」や「いいね」をすると、サークルのメンバーのみに表示。「リツイート」は無効化されており、うっかり引用リツイートで外部に漏れてしまう事故もなさそう。
- 画面のスクリーンショットを撮影するなどの方法でサークル向けツイートを保存される可能性はある。外に出せないような情報を投稿するのは避けたほうがよい。
- サークルに新しいメンバーを追加した場合、その人は自分が過去に投稿したすべてのサークル向けツイートを見ることができる。サークルのメンバーではない人の悪口や陰口を投稿してしまうと、将来的にその人をメンバーに加えたとき、トラブルに発展する恐れ。
- サークルからメンバーを削除すると、その人は自分が過去に投稿したすべてのサークル向けツイートを見ることができなくなる。